八百津町

八百津町は、岐阜県加茂郡に位置する木曽川中流域の山あいの町です。木曽川が深く刻んだ渓谷と豊かな森林に囲まれ、清らかな水と緑が織りなす自然景観が訪れる人々を魅了します。
かつて八百津は、木曽川舟運の重要な中継地として栄えた町です。木曽の山々で切り出された木材や年貢米などの物資は、川舟や筏によって八百津を経由し、下流の尾張や江戸へと運ばれました。川港には問屋や商家が立ち並び、舟運によってもたらされた物資と人の往来が町を活気づけていました。八百津の醸造文化もこの舟運の恩恵を受けており、良質な水と流通網を活かした味噌・醤油・酒造りが盛んに行われてきました。
明治以降、丸山ダムの建設により川の流れは大きく変わりましたが、舟運で培われた商人気質と産業の礎は今も町の文化に息づいています。
現在の八百津町は、杉原千畝記念館や丸山ダム、栗きんとん発祥の地としても知られ、歴史と自然、そして食の魅力が凝縮された町として多くの人に親しまれています。

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